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暑い日が続き、これから夏本番というところに、
絶望感を感じております。
Nです。
さて、私共は有料老人ホーム様や福祉用具メーカー様等の広告を
手がけさせていただいておりますが、”介護”という問題は、私にとっても
必ず来る問題です。※正直、家族の介護を「問題」という言葉で片づけるべきでは無いと思っていますが。
私は、幸いなことに、妻も含めて、それぞれの両親は健康そのものです。
ですが、今からいざ、介護が必要になった時の為に、色々と考えております。
介護についての一番大きな問題は、【どうすればいいかわからない】という
知識の欠如です。介護は、だれもが初体験の状態で訪れます。
また、出産や子育てと違い、いつ終わるのかもわかりません。
そこで、どうするべきなのか、私なりの考えを記載します。
①介護が必要になった際の行政への相談窓口をあらかじめ知っておく。
介護の際に、最もいけない事は、わからないまま自分一人で抱えて突き進むことです。
ですので、”まずはどうするべきか”を知って置く事が重要となります。
自治体には、地域包括支援センターという介護が必要な方を支援する組織がありますので、
まずは、両親の住まいの近くの支援センターを知っておくことが重要でしょう。
そこで、事前の介護の知識を今のうちに得ておくのも大事です。
②両親と自分たちの経済的・身体的状況をこまめに把握しておく
これは、非常に重要な事だと思います。介護にはお金がかかります。
そこで、もしも介護が必要になった場合に、どのようなサービスを利用できるのか、
それは、両親の年金や貯蓄だけで可能なのか、それとも家族の支援が必要なのか、
そういったことを、少なくとも年に2回(盆と暮れ)位は話しておく機会があるといいと思います。
そもそも、「親とは疎遠だし、介護なんか関係ないでしょ」と思っていても、
あなたしか家族がいない場合、否応にも自治体から要請が行きます。要は逃れられません。
ですから、今のうちに、準備をしておくことが重要です。
③両親の健康状態を気遣い、運動などをさせる。脳トレなどをさせておく、やりがいを与える
これは、”そもそも出来るだけ介護が必要にならない”様にするための対策です。
介護が必要になる期間が短くなればなるほどお互いのつかれは無くなります。
誰だって自由が利くうちに亡くなりたいというのが本音ですからね。
④両親と「介護になったらどうしたいのか」を話しておく
骨折などの身体的症状で介護が必要になったときは、意識ははっきりしているので、
まだ「どうしたいのか」を聞く事は可能ですが、認知症などになった場合、その段階で彼らの
希望を叶えることは難しい可能性があります。ですので、事前にいざという時の
話をしておくことがいいでしょう。
他にも、やれることはたくさんありますが、私はこれくらいを準備として行っております。
私の場合、自分の両親・義理の両親ともに、階段のある場所で生活をしているので、
介護が必要になった場合、引っ越しは避けられません。なので、今のうちからどんな物件にだったら
住みたいか~なんて話しています。
小さなことの積み重ねですが、せっかく自分を生み、育ててくれた両親達を
「問題」なんて形で捉えたくないですからね。
両親と家族と、どんな状況になっても笑って生活できるように、
事前の準備を心がけていければなと、思っております。