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気が付いたら8月も半ばでした。
あっっという間に夏が終わりそうです。
こんにちは、Kです。
ご存知の通り、ドリクルは高齢者福祉施設や福祉用具メーカー様、メガネ・補聴器チェーン店様など、
誰もが必ず触れることとなる高齢者、介護、福祉関連に多く携わっています。
私自身、このお仕事をしながらいろいろな経験をさせていただいております。
そのうち自分自身が「介護・福祉」に直面するのだろうなー…。
その程度の認識でおりました。
私の父は「要介護5」に相当します。
いわゆる寝たきりで、施設ではなく在宅で老老介護の状態です。
足腰が弱くなったな…と感じはじめてから、あっという間に「要介護5」までになっていました。
母ひとりで介護するのは年齢的にも体力的にも、何より精神的にも無理であり、
兄妹で父の介護を手助けしていますが、それぞれに家族・生活・仕事があるので
親子だけで介護を行うことは当然無理が生じてしまいます。
兄妹それぞれが実家まで1時間程度ということが幸いし、またさまざまな介護サービスを利用することで
今のところ介護離職にはならずに生活しています。
それでも休日や有給休暇を利用して先の見えない介護を続けるのには限界があります。
近年の晩婚化・晩産化により、子育てと介護を同時に行う「ダブルケア」を経験する人が、
昨年4月の調査で約25万人、今後さらに増えていく傾向にあると言われています。
少子化もあり30代半ばで子育てをしながら4人の介護を同時に経験する人も珍しくなくなるでしょう。
各自治体の取り組みも必要ですが、企業も「介護離職ゼロ」を掲げ支えあっていかなければ
「ワークライフバランス」は保てなくなってしまいます。
私自身、介護をする立場として早急な社会の構築が必要と考えます。
介護・福祉業界におけるあらゆる充実。
そして介護について気軽に相談できる企業作りと対策。
何より自分自身がどの立場からも理解者になり、また備えること。
日々働き生活している限り、それは突然に、いつか必ず自分自身が経験するのですから。