2017年09月01日

おもてなし

朝晩はだいぶ涼しくなってきました。

近所でトンボが飛んでいました。

いつのまにか9月。

銀座のショーウィンドウもすっかり秋一色です。

 

先日、秋冬物のショッピングを楽しんでいたところ、某セレクトショップにとても気に入ったスニーカーあったんです。

手に取って吟味して、早速試着させて欲しいと頼んでみました。

男性は夏でもスニーカーを履いていることが多いと思いますが、

春夏の女性のファッションは足元がサンダルになることが多く、

私も当然ながら素足にサンダルという出で立ち…。

そんな時、大抵のショップでは試着用のストッキングを用意してくれます。

商品に客の肌が直接触れないように。また、客がスムーズに脱ぎ履きできるようするための使い捨てストッキングです。

すごいサービスですよね。今はそれが当たり前になっています。

でも、これってくるぶし丈の薄いストッキング。

パンプスならいいけれどスニーカーの試着時は当然もう少し厚手の靴下で試してみたい…。

私が試着させていただいた某セレクトショップでは、

「こちらでお試しください。」と目新しい白い靴下を袋から出し手渡してくれました。

当然新品。サービスが素晴らしいな、と感心しながらスニーカーを試着。

すっかり気に入ってそのスニーカーを購入させていただくことにしたんです。

そうしたら「試着の際のこちらの靴下は差し上げます。」と…。

いや、充分履けますよ。活躍しますよ。いいんですか?!

今はスニーカー人気ですから、そういうサービスは当然なのかもしれませんが、

靴下のサービスひとつで随分と気分良くショッピングを楽しめたのは言うまでもありません。

ショップ側としては、靴下を履いて試着することでイメージがつきやすく、

お買上げに繋がりやすくなり、双方とも願ったりかなったりなのかもしれませんね。

 

多くの外国人が日本に来て思うこと。

日本のサービスやおもてなしの素晴らしさに感動や関心を寄せています。

当たり前の日本文化を改めて感じ感謝します。

視点を変え、立場を変えることで生み出すサービスの発想。

発想のチカラ、欲しいものです。