News

違法ダイエット薬で死亡例も

160630_2

違法ダイエット薬で死亡例も

厚生労働省によると、「ホスピタルダイエット」、「MDクリニックダイエット」などの名称でやせ薬として販売されている製品の健康被害が発生しています。長野県在住の30代女性はインターネット通販でタイの業者からこの製品を購入。業者に身長や体重を知らせ、海外の処方したもの購入していますが、そのような方法で入手したとしても、国内の法律で禁じられている薬物購入に該当します。女性は体調不良で医療機関を受診したところ、甲状腺機能亢進の症状がみられました。医療機関から報告を受けた山梨県内の保健所が7種類のカプセル剤と錠剤を入手。これを山梨県衛生環境研究所が分析したところ、医薬品成分が検出さました。厚労省が把握しているだけでも、平成14年以降に死亡例も含む健康被害が起こっています。このような薬物乱用は若年層だけの社会問題ではありません。高齢者でもサプリメントによる副作用や、友人から譲ってもらった薬を服用して体調を悪くするケースも出ています。薬やサプリメントの危険性に気づいていない高齢者は多いので、介護関係者による注意も必要です。

厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/diet/jirei/030902-1.html

コメントを残す

*